2016年1月15日金曜日


「犬も歩けば整体院に当たる」

長寿の代償として、足・腰・ひざの障害者が目立つようになった。それに対応するように「鍼灸整骨整体院」が商店街にも街じゅうにやたら目につくようになっている。難しい国家試験に合格され資格を取り開院されても、同業の競争は厳しいことと思う。私の子どもの頃は、柔道家の副業として「ほねつぎ」と書かれた看板を出した、いわゆる接骨院が町に一軒はあって、遊びなどで骨折すると親に連れて行かれて接骨師が「えい・やっ!」と荒っぽく骨をつないで後は副木を当ててホウタイをぐるぐる巻きして自然治癒を待つ。そんな療法だった。勿論健康保険治療などはない。鉛糖(えんとう)と言って酢酸鉛や「イーチョール」と言うコールタールのようなものを塗って油紙で覆うシップ剤もあった。運動による子どもの骨折が多く、高齢の骨折治療は少なかった記憶がある。近所の鍼灸整骨院に行って見ると、本来の整骨治療のほかにさまざまな最新の治療機器があって低周波と電気マッサージ・水圧でマッサージする「ウォターベッド」両足を空気圧で血液の循環を促進する機器・低圧電気椅子など高度で快適な治療が行われている。子連れの患者のための「キッズコーナー」まである。「骨折り損のくたびれ儲け」と言う諺があって、努力を費やしたのに効果なく疲れだけ残ったと言う例えだが、決してそんなことはない。偉業を成し遂げる「イチロー」の語録に「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行く唯一つの道だ!」とある。整体院さんも皆も日々努力を積み重ね頑張ろう!必ず報われることを信じて。    平成2311(2011)

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