2018年5月25日金曜日

がんがら火祭り


                                  
がんがら火祭り

がんがら火祭りは毎年8月24日に行われる池田を代表する伝統行事です。行事には二つの保存会があって、その一つは城山町・綾羽町の大一文字の点火と大松明の練り歩き、そして子ども松明の巡行です。いま一つは建石町の大文字献灯と子ども松明です。これらの行事を総称して「がんがら火祭り」と呼んでいます。池田の歴史は古く火を用いる祭祀は弥生に遡りますが、愛宕火として始められたのは、正保(しょうほう)元年1644年、今から374年前のことです。初めは灯篭の火でしたが火文字・大松明・子ども松明へと盛大になって来ました。大文字は京都の五山の送り火と同じように思われますが、全く違って愛宕の火の神「加倶(かぐ)(つちの)(かみ)」と「地蔵菩薩」を祀るお祭りです。(京都の大文字は盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事です。)城山町保存会の「がんがら火祭り」の圧巻は大松明(おおたいまつ)の練り歩きです。火祭りは全国に沢山ありますが、池田の火祭りは独特のもので一本の松明が長さ4m・重さ100kgの松明2本を人の字形に組んで半鐘・八丁鉦に先導され、三基の大松明が地面を引きずって進みます。一基十数名の大工装束の若者が渾身の力を結集して周りを圧倒して練り歩く様は誰もが感動します
この御神火は五月山愛宕神社境内で護摩(ごま)供養(くよう)された火が神前に供えられ、小松明に移され、山を下り(しゅう)(ぼう)(だい)の大一文字に点火され、更に下って(あぶら)(かけ)地蔵(じぞう)下で大松明に移されて街中を巡り市役所前に到着し、ここで新しい松明に点け替えされて地元城山町の愛宕社の分社に納められます。大松明は一年がかりで集められた松の根「(こえ)(まつ)」と薪の木片約1800本程を束ねて一ケ月半かけて城山町の方々が手づくりで作りあげる芸術品とも言えるものです。
 子ども松明は市内小・中学生100名余りが保護者に付き添われて参加します。そして年齢に応じた大きさの八丁(はっちょう)(がね)・半鐘を打ち鳴らし大松明の先導をします。この音が,「がんがら火」の呼び名の由来です。子供たちは将来の松明の担ぎ手として、祭りを通じて色々のことを経験し学びます。

                                  

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